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超趣味的蹴球観戦記 Vol.10 [2009.10.17] ― 第45回 全国社会人サッカー選手権大会 1回戦 ― 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、そして観戦記の秋! ということで始まりました超趣味的蹴球観戦記第10弾! この時期は通常のリーグ戦も終わり、様々なカテゴリーの入替戦や昇格戦が目白押し。 しかも日程の都合上土曜日に行われる試合も多いため、私にとっては日曜日のラトルズの活動に穴を開けることなく ビッグマッチを観戦できる最高の季節。 という訳で今回皆様にお届けするのは、10回目を数えるこの観戦記の中でも歴代最も大きな大会になります、 地域リーグ決勝大会最後の出場枠を賭けて争われる「全国社会人サッカー選手権大会」の模様をお伝えします。 全国社会人サッカー選手権大会(略称:全社)。非常に大きな大会ですが、その規模に反して一般的な知名度は 若干低いかもしれません。もしかしたらこの観戦記を読んで下さる方々や社会人チームでプレーされている方々でも、 大会名を聞いてもいまいちピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、JFLやそのまた上のJリーグを目指すような 大きなクラブにとっては非常に重要な大会になります。 元々はこの大会、1965年に当時日本最高峰のリーグである日本リーグ(JSL)への昇格戦として創設されました。 当初は全国各地の強豪社会人チームがJSL参戦を目指し熱い戦いを繰り広げましたが、徐々に各地域リーグが 整備されるようになると昇格戦の役割は全国地域リーグ決勝大会に引き継がれ、この全社は次年度の国体の 運営リハーサル大会となり、大会そのものの重要度が大きく下がることになります。 ルミノッソ狭山が3連覇を達成し全国的な知名度を得たように、勝てばJFLを除いた社会人最強クラブとして大きな名誉を 得る反面、上位カテゴリーとの繋がりがなくなった上に集中開催のため特に遠方のクラブにとっては金銭的な負担も大きく、 出場チームによっては罰ゲームのように感じるほど、メリットを見出せない時期が長く続きました。 しかし近年、この全社の上位進出チームに地域リーグ決勝大会の出場枠が与えられると大会の雰囲気が一変。 各地域リーグで敗退し地域リーグ決勝大会への出場を逃してしまったクラブの敗者復活として、または地域の2部や 県リーグから飛び級でJFL昇格を目指すクラブなど、全国の強豪クラブが地域リーグ決勝大会残り最後の出場枠を 争う非常に熱い大会へと生まれ変わりました。 そして今年も各地域リーグで惜しくも決勝大会出場を逃してしまったチームや飛び級を狙うチームなど 名だたる強豪クラブが集結、5日間5連戦という超過密日程で行われました。 ※出場チーム一覧 地域リーグ所属チームに県リーグで予選を勝ち抜いたチームを加えて、地域ごとに行われた予選を勝ち抜き 全国へと駒を進めた32チーム。★印は既に地域リーグ決勝大会出場権を獲得済みのチーム。
本当にそうそうたる顔ぶれですね。 埼玉勢は関東1部の埼玉SC、ルミノッソ狭山、ACアルマレッザ、関東2部の与野蹴魂会、それから県1部前期上位3チームの パイオニア川越、坂戸シティー、浦和レッズアマチュアの計7チームが関東予選に出場しましたが、残念ながら全て敗退。 埼玉県勢が出場しないため正直観戦に行こうかどうしようか迷った部分もありましたが、開催地が自分が住む千葉(※) ということと、持ち回り開催のため次いつ観れるか分からないので重い腰を上げて行ってまいりました。 (※)なぜ狭山ラトルズなのに千葉住まいと思った方も多いかと思いますが、生まれと育ちはもちろん狭山です。 千葉には1年半ほど前から、その前は5年間茨城に住んでおりました。十数年前は仕事の関係で半年ほど大阪に 住んでいた時期もありましたが、どこに住んでいようとどんな事情があろうとも、愛するラトルズの活動日は当然のように 欠かさず参加するというのがチームをまとめる人間として当たり前の行動!この責任感!いや〜もう鑑ですね。(自画自賛) 片道2時間とか3時間とか毎週小旅行のようですが、それが苦にならないほど魅力があるチームなんです、ラトルズは。 え〜若干話が逸れましたがまあそんな感じで、自宅から会場まではバイクを使えば1時間半ほどの距離だったので、 10/17(土)に行われた1回戦をツーリングがてら観戦に行くことにしました。 数日前からどの試合を観戦しようか日程表と睨み合い。有名チームが目白押しで迷いに迷いましたが、 やはり先日天皇杯2回戦で浦和レッズを倒した松本山雅、これは外しがたいということで決定。 午後キックオフの松本山雅の前に、せっかく行くんだから午前中の試合も観戦しようということで再び日程表と 睨み合い、関東2部から飛び級昇格を狙うtonan前橋の試合を観戦することにしました。 市原スポレクパークで10時キックオフの 「tonan前橋 VS BIWAKO S.C.HIRA」 に合わせ8時過ぎに自宅を出発。 道中猛烈にマナーの悪いビッグスクーターと一触即発の状態になるトラブルもありましたが、そこは紳士的に ヘルメット越しに怒鳴りつけて追っかけ回し罵声を浴びせ続け一件落着。 その後休憩と先ほどの怒りを静めるためコンビニに立ち寄りトイレを拝借。 男性用小便器の扉に掲げてある「小便用です。大便はしないでください」的な張り紙にツッコミを入れつつ一息。 どう考えても小便器で大便する奴はいないだろうと思うも、わざわざ張り紙がしてあるってことは前例があるんでしょうか。 店外で一休みして、細い路地の角地にある4台しか車を収容できない小さなコンビニの駐車場に3方向から同時に車が入って きてしまい3台ともにっちもさっちもいかなくなって誰も駐車できない上に道路は大渋滞という大混乱状態を横目に出発。 その後は順調に進みキックオフ時間少し前にスポレクパーク到着。駐車の際に物凄い迂回させられたり、 木屑を敷き詰めたような不安定な仮設道路を走らされたりしましたが、ズリズリ滑りながらも何とか駐輪場に到着。
tonan前橋(関東2部) VS BIWAKO S.C.HIRA(関西1部) tonan前橋、もちろん図南SC時代から名前はよく聞きますが試合は初観戦。何となく悲運のチームのような印象があります。 以前関東リーグに所属してた2002年、関東リーグ2部制改編に伴い行われた同じ群馬のザスパ草津との入替戦に敗れ 県リーグ降格。その後圧倒的な戦力を武器に群馬県リーグを制覇し続け、毎年関東リーグ昇格大本命に挙げられながら 関東社会人で敗れ続けること5年。昨年の関東社会人で優勝しようやく関東2部に昇格すると、それまでの苦労が嘘のように 今季準優勝で即来季1部への昇格を決めました。 初めて観るtonanのサッカー、上記のように昔から名前は物凄くよく耳に入ってくるので、勝手に妄想が膨らみ華やかな サッカーを想像してたんですが、意外にも非常に堅実なサッカーをするので驚きました。 キャプテンマークを巻き中盤の真ん中に君臨する氏家選手、1999年ナイジェリアで行われたワールドユースでは 累積出場停止の小野伸二の代役で決勝戦に出場したこの元Jリーガーがどんなプレーを見せてくれるか非常に 期待していたんですが、ボールが彼を経由する場面はごく僅かで、ほとんどが最終ラインから早いタイミングでFWや 両サイドの裏に蹴り込む攻撃。 対するBIWAKOの方は前線にテクニックある選手を揃え、ドリブルや細かいパスを駆使しながらtonanゴールを目指します。 序盤からポゼッションの多くをBIWAKOが取りtonan陣内でのゲームが長く続きますが、tonanの統率された厳しい守備を かいくぐれず得点には至らず。時折tonanがカウンターからビッグチャンスを作るなど、全く五分の展開で試合が進みます。 両チーム攻守の切り替えが非常に早く、そしてやはりどの選手もフィジカルがとても強い。激しい当たりを受けながらも しっかりコントロールしてボールを失わず、失ったとしてもすぐさま激しく奪い返しに行く立ち直りの速さはやはり県リーグの レベルとは違いますね。ただ、日頃から厳しく鍛えられているであろう両チームのフィジカルの強さが、お互いが持つ技術を 完全に凌駕しているため双方要所で精度を欠き、観戦する立場からすれば若干盛り上がりに欠ける感じです。
試合が動いたのは前半35分。BIWAKO最終ラインのミスからtonanが先制。続く37分には縦パス1本からtonanが追加点。 ミスからの失点で集中力を欠いたか、非常にルーズなマーキングから簡単に追加点を献上してしまい、時間的にもBIWAKOに とっては非常に痛いゴール。tonanが2点のリードで前半を折り返します。 堅守のtonanが2点のリードを得たことで、見た感じBIWAKOが勝つ可能性は極端に低そうだったので、 この試合の観戦はここで終了。別のピッチへと移動することにしました。 ※結局この試合はtonanが3-1で勝利し、2回戦へ駒を進めました。 全部で4面ある市原スポレクパーク、tonan-BIWAKOが行われていた全く反対側のピッチに何やらオレンジ色の軍団が。 北信越御三家の一つ、大応援団を引き連れて遠く千葉まで乗り込んできたAC長野パルセイロでした。 対戦相手は関東1部のクラブ・ドラゴンズ。tonanの試合から1時間遅れのキックオフのためこれから試合開始。 これは面白そうだ、という訳で観戦決定です。 クラブ・ドラゴンズ(関東1部) VS AC長野パルセイロ(北信越1部) Jリーグ参入を表明するクラブが乱立し全国一の激戦区となっている北信越リーグ。 JAPANサッカーカレッジに優勝をさらわれ、猛烈な悲壮感を漂わせながらこの敗者復活戦に臨む 長野パルセイロ、ツェーゲン金沢、松本山雅の北信越御三家。現在は力の拮抗したライバル関係にある3チームですが、 3チームとも地域リーグとしては異例の破格の予算を組み、他を出し抜こうととにかく必死。 特に同じ長野県に本拠地を置くパルセイロと松本山雅は、長野県サッカー協会から先にJFLに昇格した方を 支援すると天秤にかけられている状態らしいので、相手に先を越されればチームの存続にも関わってくる 大問題にもなりかねないので気合の入り方が半端じゃありません。 対するクラブ・ドラゴンズはご存知の通り流経大のCチーム、いわば3軍。Cチームで関東社会人1部ってのも恐ろしいですが、 (Aチームが関東大学1部、BチームはJFL)今年は大量11名ものJリーガーを輩出、過去5年間でも30名以上をJに送り込んだ ことを考えると頷けますね。もはやJリーグ予備校みたいな感じです。 ただ既に大学としてJFLに所属しているんで今大会に臨む意気込みはどうなんでしょうか? と言うか、そもそも同じ団体で2チームもJFLに承認されるのかどうか??疑問な部分でもあります。 ホンダとか佐川の例があるから大丈夫なんかな?
試合開始から大応援団の声援をバックに勢い良く攻め込む北信越1部2位の長野パルセイロ。 左右両サイドを有効に使った見事な攻撃で次々とチャンスを作ります。 ドラゴンズも若者らしいスピードあるカウンターで応戦しますが、パルセイロは守備の要2番籾谷選手を中心に要所を締め、 試合はパルセイロのペースで進みます。 攻守共に非常にバランスの良いパルセイロ、若い大学生にスピードでも引けを取らずフィジカル面では異様な強さを見せ 徐々に関東1部のクラブ・ドラゴンズを圧倒、次々と決定的なチャンスを作り出します。 フィニッシュで精度を欠いてなかなか得点を奪えず、長野サポーターの溜息が続く展開になりましたが、ピッチの選手達は 慌てることなくゲームを進めると、前半36分にようやく先制点を挙げサポーター席は歓喜の渦に包まれます。 ドラゴンズも時折カウンターからシュートまで持ち込む場面もありましたが、得点には至らずパルセイロの1点リードで 前半を折り返します。
前半押し込まれていたドラゴンズ、後半は序盤から勢い良くパルセイロ陣内に攻め込み続けざまにCKを得るなど 優勢に進めるかに見えましたが、落ち着き払ったパルセイロはこの時間帯をしのぐと再び試合の主導権を握ります。 技術、スピード、フィジカル、組織面でも全てにおいて一枚上をいくパルセイロ、本当に強い! ドラゴンズももちろん力のあるチームのはずですが、若い大学生の一番の武器になるはずの運動量でも完敗。 5連戦の今大会、初戦からそんなに走っちゃって大丈夫なのかと見てるこっちが心配になるくらい、とにかく走るパルセイロ。 その後も圧倒的にゲームを支配し2点目を奪うと、後半30分には試合を決定付ける3点目。サポーター歓喜。 別会場で行われる本日の(自分の中での)メインイベント、松本山雅の試合開始時間に間に合わす為、 この3点目を見届けて市原スポレクパークを後にすることにしました。 いや〜それにしてもパルセイロの強さにはブッたまげました。これで北信越リーグ2位って… 優勝したJAPANサッカーカレッジはどんだけ強いんでしょうか。3位金沢、4位山雅とも超僅差だし、 関東時代のゼルビアクラスが4チームいるような感じなんでしょうか、北信越。考えただけで恐ろしいです。 ※この試合は結局AC長野パルセイロが4-0でクラブ・ドラゴンズに勝利しました。 さて、市原スポレクパークを後にし、松本山雅 VS 千葉県リーグの小山田FCの試合が行われる市原臨海競技場へ向かいます。 昼飯の時間ですがキックオフまで30分しか時間がなかったので、コンビニでおにぎりだけ購入して急いで会場へ。 事前の予習不足から若干道に迷ったりしましたが、なんとかキックオフぎりぎりに会場の市原臨海競技場に到着しました。 小山田FC(千葉県1部) VS 松本山雅FC(北信越1部) 先日の天皇杯2回戦であの浦和レッズ相手に世紀の番狂わせを演じた松本山雅FC。 一昨年、昨年と2年続けて地域リーグ決勝大会へ駒を進めていますが、今季は北信越1部で4位に終わり崖っぷち。 代表戦も開催可能なほど高規格の球技場アルウィンを持ち、ホームゲーム1試合平均3000人を超える動員力を誇るなど、 環境は申し分ないだけに地域リーグでもたついている訳にはいきません。 一方の小山田FCは開催枠での出場。千葉県リーグ1部で5位のチームですが、全社千葉県予選を勝ち抜き、 今回出場を決めました。今大会の他の出場チームに比べれば当然見劣りしますが、私達にしてみれば県1部上位の強豪。 隣県の県1部のチームが地域リーグ最強クラスのクラブにどこまで通用するのか、非常に興味深い一戦です。
前評判はもちろん、浦和レッズを倒し日本中にその名を轟かせた松本山雅の圧勝ですが、サッカーは何が起こるか分からない ということを自ら証明しただけに油断は禁物です。 小山田FCは、松本山雅が浦和戦で見せたようなジャイアントキリングを起こすことができるか、それとも思い出作りで終わるのか。 両チーム選手が入場しまず驚いたのが肌の色の違い!松本山雅の選手達は全員見事な褐色に日焼けしていて、 日頃の厳しいトーレーニングが想像できます。 序盤は両チーム静かな立ち上がり。松本山雅に対しては、浦和戦のこともありどうしても過剰な期待を寄せてしまいますが、 その期待を裏切るように、アレレと思うミスや何となく気の抜けたプレーなどが目に付きます。 序盤のこの隙を突きたい小山田FCでしたが、初の大舞台ということでやはり硬さが見え、こちらもイージーミスが続くなど お互い試合の入り方はいまいちでした。 それでも圧倒的に地力で勝る松本山雅、前半13分にあっさりと先制点を奪います。 ただでさえ力の差があるのに格上の松本山雅が先制、さらに小山田FCは雰囲気に飲まれ蛇に睨まれた蛙のような状態で、 これは記録的なゴールラッシュもあるぞと思いましたが、その予想は見事に外れここから小山田FCが大奮闘。 序盤全くといっていいほどパスの繋がらなかった中盤が、失点後に修正され松本山雅の早いアプローチを 潜り抜けられるようになると、トップ下の10番の選手がボールを散らし、9番と11番の2トップが果敢に松本山雅ゴールを目指します。 特にFW11番の選手は素晴らしい技術で松本山雅のDFと対等に渡り合う大活躍。 DFを背負いながら足元に来たボールを右足つま先で浮かせ、一気に反転してDFの背後を取った圧巻のプレーには 双方のサポーターから大きな拍手、本当に素晴らしいプレーでした。 小山田FC予想外の頑張りで前半はこのまま終了、1-0松本山雅リードで折り返します。
後半に入っても試合の主導権は松本山雅が握りますが、小山田FCの守りが堅く追加点が奪えず。 小山田FCは10番の選手が中盤で奮闘、非常に技術の高いパサーですが、運動量も豊富でしっかり守備もする好選手です。 9番、11番の2トップも前半同様松本山雅DFに対し気後れすることなく果敢に挑みますが、前半に比べ若干個人プレーが 目立ち始め、思うようにチャンスを作れません。 すると前半25分、押し込みながら流れの中からは得点の奪えなかった松本山雅が、CKをドンピシャで合わせ非常に大きな追加点。 粘り強く戦った小山田FCもこのゴールで気持ちが切れてしまい極端に運動量が低下、35分と終了間際にも得点を奪われ、 結局4-0で松本山雅の勝利となりました。
最終的に大差の付く試合結果になりましたが小山田FCの奮闘は見事でした。前線の3枚、9番・10番・11番の選手はもちろん、 その他の選手も非常に技術が高く、またシンプルなプレーをする好チームでした。 対する松本山雅、その直前に見た長野パルセイロがあまりにも強烈だったためか、この試合を見た限りでは優勝はどうかなと 思ったんですが、後から聞いたところによるとこの小山田FC戦は連戦を考慮し主力の半分を休ませていたようです。 ※小山田FC(千葉県1部) 0-4 松本山雅FC(北信越1部) ということで全国社会人サッカー選手権大会1回戦、駆け足でしたが無事3試合の観戦が終了しました。 どのチームも各地域を代表するクラブ、とてもじゃないけど真似できるレベルではありませんが、勉強させて頂く事ができました。 技術や戦術ももちろんですが、特に運動量の多さとフィジカルの強さ、これはもう凄まじいものがありました。 当たり前のことですがやはり走ること、これが大前提で勝利への一番の近道ということを、改めて再認識いたしました。 (↑3試合も観て感想それだけかよ!というツッコミは無しでお願いします、笑。いやホント凄い走るんですってば!) その後の大会結果ですが、偶然にも私が観戦した3試合の勝利チームがベスト4に進出しました。 何という幸運。(見る目があるとも言う) tonanは2回戦PKで新日鐵大分、3回戦は関東1部チャンピオンYSCCを1-0で降し準決勝へ。 長野パルセイロは沖縄かりゆしに2-0、九州INAXに1-0と3戦連続完封勝利で準決勝進出。 松本山雅はFC岐阜SECONDに延長で2-1、準々決勝では関東1部日立栃木ウーヴァにPK勝ち。 勝った2チームが地域リーグ決勝大会に出場することになる、運命をかけた準決勝、tonanは残念ながら北信越御三家 の一つツエーゲン金沢に力負け。 そしてパルセイロと松本山雅の信州ダービーは、松本山雅が3-1でパルセイロを降し、この結果ツエーゲン金沢と松本山雅の 2チームがJFL昇格を賭けて地域リーグ決勝大会に出場することになりました。 1回戦で強烈な印象を残した長野パルセイロは初戦から全力投球で息切れ、逆にスロースタートで印象の薄かった 松本山雅は途中2戦連続延長戦も何のその、大一番の準決勝で本領発揮といったところでしょうか。 その勢いを保ち、決勝では金沢を2-1で倒し優勝の栄冠に辿り着きました。 5連戦という過酷なトーナメント、パルセイロにとっては同じ長野県を本拠地とする絶対に負けたくない相手に敗戦と 非常に厳しい結果になりましたが、5戦トータルでチームの戦略を考えた松本山雅に軍配が上がりました。 それにしても出場3チーム全てが4強入りした北信越の強さ、まさに今回の全社は北信越の為の大会のようでした。 さて今回はここまで。いや〜3試合とも非常にレベルが高く面白かったです。 欲を言えば埼玉のチームに出てほしかったですが、それはまた次回に期待しましょう。 もうこうなったら自分達で出てしまいましょうか!(それはちょっと無理か…汗) 非常に長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。 次回はいつどこに現れるか…、実はもう決まっています!乞うご期待! |
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